地上デジタル放送を見るためには、地デジ対応テレビやUHFアンテナだけではなく、B-CASカードというものが必要です。B-CASカードというのは、デジタル放送の番組の著作権保護や有料放送の視聴などに利用されているICカードのことです。
B-CASカードには、BS・CS(110度)・地上3波共用受信機用の「赤カード」のほか、地上デジタル専用受信機用の「青カード」があります。このほか、ケーブルTVでの視聴するための「CATV専用カード」というものがあります。2004年4月5日から、BS/地上デジタル放送で、番組の著作権保護のためにB-CASカードが利用されているということです。このため、B-CASカードを受信機に装着しなければ、ほとんどの放送番組を受信することができなくなっているのです。
B-CASカードは、デジタルテレビ受信機1台に1枚同梱されています。デジタルテレビを買った人が、カードのパッケージを開封すると、B-CASカードの発行や管理を行うビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(所在地:東京都渋谷区)と顧客の間に、「B-CASカード使用許諾契約」が成立したものとみなされます。B-CASカードは、同社が顧客に貸しているものです。カードの所有権は同社に帰属しています。
受信機の廃棄などでカードが不要になったら、カスタマーセンターに連絡する必要があります。また、B-CASカードが原因でテレビに受信障害が発生した時には、受信障害が発生したチャンネルの放送事業者に連絡すると、カードを交換してもらえます。ですが、テレビを購入して3年以上が経過している場合や、顧客の不適切な取り扱いによる場合は有償交換となります。その時には、2000円(送料、消費税込み)が必要となります。